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コルギサロン chéri

静岡県浜松市のコルギサロン chéri オーナーのユイナです♡

特撮ヒーローの話

時代と共に、世代を超えて

愛され、支持され続ける特撮ヒーロー…。

そんな特撮ヒーローに心惹かれてしまった

私達親子の話をしようと思う。

 

 

 

 

かまり立ちをし始めた頃

息子は誰もが通るであろう、

赤ちゃんの味方

アンパンマン。ワンワン。

などの乳児向けキャラクター大好き期を

華麗にスルーし、

1人独自の路線をいっていた。

 

ディズニーに無関心な親を横目に

トイストーリーにはまりだしたのだ。

 

そのトイストーリーの中でも

コアなキャラクター

ミスターポテトヘッドをこよなく愛していた。

 

そこから息子は、

地獄のハマり癖に加え、

とんでもない飽き性を発揮していった。

 

トイストーリーから、

車からロボットに変身する

ハイパーレスキュードライブヘッドに

放送終了後からどハマりし、

 

そこからハイパーレスキュー

後番組、シンカリオンにハマっていた。

 

とにかく組み立てる作業や、変形など、

頭を使うことが好きで、

3歳の時点で、毎回説明書をみて

作ろうとしたり、

YouTubeで念入りに玩具の組み付け方法を

チェックする程の強者だった。

 

親の私が全く説明出来ない為

(説明書を読まない)

(組付けも機械とかも苦手 笑)

仕方がないと心得たのか、

自力で遊び方法を学んでいたようだ。

 

このシンカリオンにハマりだした時期

別名、シンカリオン期。

から仲良しの友達親子が

特撮ヒーローにハマりだした。

 

 

それが、

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーである。

 

ある休日、

いつものように絶対的信頼を寄せる

大好きな友達親子たちと遊んでいた時、

特撮ヒーロー愛が止まらない友達は、

ルパパト(略語)話を

鈴木奈々ばりのマシンガントークかまし

身振り手振りをふまえ熱弁していた。

 

 

そして地元に

ルパパトメンバーがくるということで、

イベントに誘われた。

 

 

私も息子も、

 

いやいやいやいや。

ルパンレンジャーて。

快盗戦隊 て。

怪盗をもじって快盗て。

それだからルパンて。

 

いやいやいやいや。

 

と。

 

 

1ミリも響かなかった。

 

 

全く響いていない態度を前面に出し、

いや、行かんわ。と丁重にお断りをした。

 

 

 

 

そして、しばらくして

ルパンレンジャーが放送終了し、

ハッシュタグ ルパパトロス が

流行りだしていた。

 

 

そんなある日、

行きつけの某レンタルショップ

DVDを借りようと物色していたら、

何の気なしに、

息子がルパパトのDVDを手にした。

 

ママこれ借りたい。と

主張を始めた。

 

あ、これ。

前言ってたやつじゃん。と思い、

 

まあ、観てみるか。と軽い気持ちで

レンタルすることにした。

 

 

 

帰宅してすぐDVDプレーヤーに

DVDをいれた。

 

軽快なリズムと共に

映像が流れ始めた。

 

すると、何だろう。

何なんだろうこの感覚は。

 

渦巻きの中に引き込まれるかのような、

不思議な感覚に襲われた。

 

 

 

 

 

 

 

え、

 

 

 

 

 

 

 

なんだこれ。

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ面白いやないかい。

 

 

 

 

 

 

 

快盗チェンジ…。

 

 

 

 

警察チェンジ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

テレビを見ながら

息子と一緒に

変身の仕方を真似ている自分がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと同時に馬鹿にしていた自分を悔やんだ。

 

 

 

 

何故あの時、

私はイベントに行かなかったんだ。

 

 

ちんけな言葉で表現するとしたら

 

畜生。である。

 

 

 

 

人生で、五本の指に入るほどの後悔だ。

 

 

 

それからというもの、

すっかりルパパト色に染まり、

家にはルパパトグッズが増えていった。

 

 

 

 

 

朝起きて、ルパンレンジャーごっこ

 

帰宅して、ルパンレンジャーごっこ

 

寝る手前まで、ルパンレンジャーごっこ

 

 

 

気づいているのか?息子よ。

 

 

 

もう放送終了しているということに。

 

 

 

心の中で息子をなだめながら、

ルパンレンジャーごっこを続けた。

 

 

 

そしてしばらくして、

ルパンレンジャーの後番組、

 

騎士竜戦隊リュウソウジャーが

始まった。

 

 

 

ルパパトにのめり込んでいた私達は、

すぐにはリュウソウジャーを

受け入れられなかった。

 

 

 

 

リュウソウチェンジ…?

 

 

変身の掛け声が、

ワッセイワッセイ…?

 

エンディングの

ケボーンダンス…?

 

 

 

 

 

 

 

私は認めない。

 

 

 

 

 特撮ヒーローは

ルパパトだけでいい。

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

そんな私の想いとは裏腹に

息子はどんどんリュウソウジャーに

ハマっていった。

 

 

 

 

 

 

 

日曜朝9時半。

リアルタイムでリュウソウジャーを

観る息子。

 

 

 

 

 

 

 

嫌でも目に入るリュウソウジャー。

 

 

 

リュウソウチェンジ!!

 

 

部屋に響き渡る声。

 

 

 

 

 

ワッセイワッセイ…。

 

 

 

 

 

 

 

リュウソウチェンジ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

息子とエンディングの

ケボーンダンスを踊りながら、

ハッと我にかえった。

 

 

 

 

 

いや、私は認めない。

 

 

絶対に認めない。

ルパパトだけでいいんだ。

 

 

 

 

 

そして

日曜日の昼過ぎ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くの

ショッピングセンターに行った。

 

 

そして、導かれるように歩き進み、

気づいたら、おもちゃコーナーにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へえ。これがリュウソウチェンジャーねえ。